住宅ローンの選び方ですが、私の失敗談から話をさせていただきます。
私は4年前、当時住んでいた賃貸の一戸建てのオーナーが転勤で戻ってくることがほぼ確実とわかり、当時の家賃12万円以内で購入できる新築一戸建てを探し始めました。
紆余曲折の末(物件探しの経験談はまたの機会にお伝えします)2900円で駅徒歩8分という物件をみつけ、さっそく契約しました。
私は将来の金利上昇やインフレなどのリスクは避けたいと考え、某信用金庫の2段階長期固定ローンを35年の最長期間で組み、月々の支払いを10万弱に抑えることを考えていたのです。
しかし、いざローンを組む段になると妻からクレームが入りました。
定年になってからローンが残るのは困るから返済期間は25年にして月々12万、ボーナス20万円で行こうというのです。
繰り上げ返済をするにしても手数料がかかるから最初から短いほうがいいというのです。
私はたばこも吸うしどうせ長生きしないんだから長い期間ローンを組んで死んだあとは団体信用保険でローンがなくなるんだから長い方で行こうと言っても、
そういう人に限って長生きするのよなんて言われて、結局妻の考えるローンを組まされてしまいました。
当時は600万くらいの年収でしたのでまあ、いけるかなと思ったのですが、ほどなく社内で移動があり、内勤が多くなって年収も下がってしまいました。
入ってくるものは少なくなり、出ていくものは多くなる。
新居に入居して1年目で早くも切り詰め生活を送ることになりました。
当然お小遣いもカットです。
だから言わんこっちゃないとケンカしても始まりません。
なるべく無駄をなくし、贅沢を減らすというなんとも情けない状況に陥ってしまったのです。
住宅ローン選びは自分がこれから稼ぐ収入に関しては悲観的なほうがいいなと思いました。
つづく
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